本当はこんな親、捨ててしまいたい・・・。
私は永いコトそう思って生きてきました。
それに気付いたは、つい最近のコト。
思い返せば10年以上も
そう思いながら、思うことが出来ない
そんな自分の気持ちを認めることが出来ずに生きてきて
一緒に仕事もしてましたよ・・・。
一緒にいる事の辛さを訴えても
「そんなこと言わないで、もっと頑張って」
という母のもと、15年ほど仕事してきました。
結婚したら、仕事を辞めて
もう会わずに済むと思っていたけど
「そんな気まずいことをされても困る」
という夫の考えに従い
子どもが出来ても両親の経営する会社に勤め
どれだけ残業しても残業手当はなく
早朝出勤のときもあった。
で、給料は¥75000(月給)
社長の父親はモラハラど真ん中な人間で
基本的に、仕事しない人間なんだけど
仕事でちょっとでも嫌なコトがあったら
ものすごい剣幕で怒鳴られ、罵倒される。
私のミスじゃなくても。
というかうちの父は
人間なんだし、ミスはある。
という前提は全くなくて
(自分に対してはあったけど(困))
ちょっといちゃもん付けられただけ。
とか
相手にも虫の居所みたいなのがある
とか
そういうのが全くわからないコミュ障でもあったので
何から何まで真に受けるから
周りは面白がって
色んなことを父に吹き込んでたようにも見える。
「業者いじめ」みたいのもあった。
父は元々、ひどい虐待を受けて育って
中学に上がってからは
先輩数人から毎日サンドバックにされるような
酷いいじめを受けていて
いわゆる「いじめられっこ」で
それが結婚後、ものすごい関白亭主になり
でも、仕事では相変わらず「いじめられっこ」
その鬱憤は、すべて家族に向けられた。
「もう、無理だ・・・」
「このまま生きてても親から離れる事はできない」
「お金もない、どれだけの時間を働いても、食費と保育費で消える」
「逃げられない」
「私が逃げたら、今度は子どもが親の奴隷になるだろう、夫は何も考えずに差し出すだろう」
「私も子どもも、幸せに生きる道がない・・・」
「〇〇(子どもの名前)ごめんね。あんな家に生まれてしまって」
「〇〇に幸せな人生をあげたかったけど、私には出来ない・・・」
そう思って、子どもの手を引いて
線路まで歩いたこともあった
でも、引き返した。
「このままではダメだ!!」
子どもは何も疑わずに生まれてきた。
今も私を信じてついてきてる。
こんなところに子どもを連れてきちゃダメだ!!
私が、私から変えなければ!!
そう思って、ネットで心理関係の記事を読み漁った。
その後
主人は鍼灸師だったので
その影響で古典思想にも興味を持って
セラピストの考え方にも触れ
スピリチュアル・自己啓発・コーチング・・・
取り入れられるものは何でも取り入れた。
うちの父は、新聞の人生相談の記事を読む私を見つけて
その記事だけ先に捨てたりしていたから
親の目を盗んで職場のパソコンで
人間の内側に関する事は何から何まで読んだ気がする。
必死だった。
細かい事はあんまり覚えていないけど
その数年後
いつしか親と離れて別に事業を立ち上げて
ちょっと内面に疎いところはあるけど
穏やかで優しい夫と
小さい頃、苦労を掛けてしまったけど
素直に育ってくれた息子と
静かに暮らしています。
もちろん、親の干渉はありません。
縁を切るとか、一切会わない
というものでもないけど
両親の価値観の干渉は受けずに生きています。
ここに来るまでの間に
私を助けてくれたのは
・見えない世界の情報は全部だったけど
・古典思想やセラピストの考え方から
心と身体の繋がりを学んだこと
・ライフワークの声楽では
心と身体の繋がりを、身体で体感しました。
自分のこれまでの経験と、学んだことが
誰かのために役立つ日がくるといいな。
親との関係に悩む人、パートナーシップに悩む人
お役に立てるような気がしています。
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